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kanackyの日記

人生なんて邯鄲の夢

日本メーカーはいつまでたっても客が望む製品は作れない。

 

最近のテレビのリモコンのボタン数が信じられないぐらい沢山ありますが実際使ってるのは電源、音量、チャンネル変更、そして入力切り替えぐらいしか無いように思えます。

 

リモコンのキーを見ただけでは使い方もわからず、取説を取り出せば文庫本のように分厚く、読んでも自分が求める機能がどれかわからず悩むばかり。 

 

さらにHDDレコーダーやブルーレイディスクプレイヤーのメーカーを揃えたりすると、同じようなデザインのリモコンが2個、3個と増えてどれで操作できるのかもわからなくなっててんてこ舞い・・・。

 

 

なんでこんなことになるかというと、よく言われてますが今の日本メーカーは前モデルからの機能追加ばかりして、削除したり大きな変更をする勇気が無いからです。

 

 

それは私が以前に勤めていた会社で痛感しました。

 

それは、まず管理職が商品企画を通すとき、その判断基準は「なにか問題が起きないように、でも開発期間は短縮して」しか考えていないということから始まります。

 

なぜなら、機能を大幅に減らしたり増やしたりすると、部品やソフトも大幅に変えることとなり商品開発期間が長くなると共に、製品安全の不具合だったりソフトバグを引き起こし回収騒ぎになる可能性は高くなるため、どうにか前モデルに「ちょっと機能追加」ぐらいでお茶を濁したくなります。

 

そのため、面白い商品を企画したとしても、みんなでよってたかってその企画を潰しにかかります。

 

たとえば、製品の品質をチェックする部門も同様に「前モデルの実績がある機能(部品・ソフト)は検証しなくてもいいけど、新しいのだったらチェックに時間かかるよ」とか言って脅してきます。

 

カスタマー部門も「その機能を必要としていたユーザーから苦情がきたらどうするんだ」なんて何万人に一人かもわからない架空のクレーマーにすら対応したくないと言い出します。

 

工場も「前モデルから変わる箇所についてはちゃんと指示だしてよね、じゃないと作らないよ」と超受け身で文句を言いますし、日本国内工場ならまだしも中国やインドなどで作るため指示する書類も新たに作る人は「前モデルの書類をちょっと買い換えるだけ」を望みます。

 

売ってなんぼの営業ですら「それ、実績無いけどどうなの?売れるの?ニーズのない商品押しつけないでよ」とか言い出します(おまえが売って実績つくるんだろ!と思うのですが本当に言います)。

 

取説を作る部署も「最初から作るとコストが、時間が・・・・」と言い出したら切りが無いぐらいみんなで反発します。

 

 

その結果、出来上がる製品なんて出来レースも同然で、前モデルによく似たリモコンボタンがいっぱいの商品が完成です。

 

こんなことしかできない会社にシンプルなリモコンが作れると思いますか????

 

 

そして、毎日こんな会議に出席して無能な上司をみてたら会社辞めますよね…。

 

 

 

 

でわでわ。