kanackyの日記

人生なんて邯鄲の夢

回転寿司の偽装魚は偽装だろうか?

 

今回は回転寿司の「偽装魚」にスポットをあってて「偽装」について改めて考えてみました。

 

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 ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。「心中に―した殺人」「―工作」
 周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。カムフラージュ。「戦車を―する」

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1と2では「本来のモノに良く似た紛らわしいモノで相手を騙す」といった共通点があるように見えますが、私は似て大きく異なり、偽装魚については「2」だと思います。

 

なぜなら、1の偽装は完全に悪意があり犯罪です。例えば「中国産の謎の肉」という事実を「国産和牛」偽った事実を隠すために届出書類や賄賂をつかって犯罪を犯しているようなことを指します。

 

 

しかし2の偽装には犯罪ではありません。"エンガワ"と書いてあるけど本当の生物学的名称が違う深海魚を使っていても、これは法律上は問題ありません。法律の抜け穴を使った企業努力の結果、消費者ににかなり安い値段でより近い魚の寿司を提供しているので良い偽装に思えます。

 

 

もちろん、このエンガワを「国産ヒラメ」と銘打って500円で売ったら詐欺です。

 

でも、偽装魚だってべつに偽装するために作られた生き物じゃなくて、それはそれで美味しい魚ですので、問題があるのは「店内で加工調理した食べ物に正しい表示義務は無いよ」としている法律です。

 

たしかに義務がなくたって不親切かもしれませんし、ちゃんと表示されていた方が安心です。しかし、この安心を買うためにはそれなりの対価が必要なのです。

 

もし法律が改訂されて馬鹿丁寧に「深海魚オヒョウの寿司」になったら食べないんですか?

 

スーパーで売ってる安い切り身も偽装魚ですから自宅で食べてる魚だって偽装魚ですよ、それは詐欺ですか?もう食べないんですか?

 

コンビニの弁当も、スーパーの弁当も、安い加工食品の多くに偽装の可能性があるんです、それらすべて詐欺呼ばわりできますか? 

 

 

このブログで何度か書いてますが、良い品物、良いサービスにはそれなりの対価を払う必要があり、それを払わないで文句をいう人は客とみなされないと思います。

 

また、安い対価でそれ以上の品物やサービスを求めるということは結果として「自分が働く環境でもそれを求められる」となり、結局自分の給料が下がる行為に繋がり自滅する行為です。

 

本当に安心安全なエンガワが食べたいなら諭吉札を財布にしたため、信頼できる寿司屋のカウンターで冷や酒と共に頂く。

 

95円でエンガワが食べたいなら子供が泣きわめいてるうるさい店内で回転してる深海魚を頂く。

 

どちらも正しい選択ですし、どちらが良いとか悪いとかありません。大切なのは等価交換をする健全な社会を守る意識です。

 

 

 

でわでわ。