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kanackyの日記

人生なんて邯鄲の夢

人は無意識にとった行動を分析され、その通りだと腹が立つ

 

ちょっと前の話ですが「ガッチャマン」が実写映画化され、私は観てないのでなんとも言えないのですが良い評判を聞いたことがない。

 

各所で大ゴケと馬鹿にされてるが、それは誰が言ったかわからない謎の広告代理店関係者コメント「コケる要素がどこにも見当たらない」という発言によって、火に油を注いでしまい、批判が先走った結果『大ゴケ』というイメージが先行して定着したたように感じます。

 

それが本当かどうか、実際に内容が酷いかどうかは今回は別にして、この映画の批判の多くは『広告代理店や日テレの制作者が、役者や監督など全て旬のキャストを揃えたのにコケる訳がないと本気で思ってるのが腹が立つ!』という批判を多く目にするのですが、実際にテレビや映画を観ていてそうじゃない番組ってあるかと考えるとあまり思かないと思いませんか???

 

 

テレビをつけて、ジャニーズ美男子やAKB48に代表されるロリコン娘達、さらに顔が良いだけの役者や、よしもとからゴリ押しの芸人が出てない番組なんてほぼ観ない。

ニュース番組にすらジャニーズやモデルが出てる。内容は二の次で『好きな人を観たい』というニーズは確実にあって、それで実際に視聴率が実際に動いてるから、出演させるなら旬の人を呼ぶにこしたことはない「保険的な配役」は当然。

 

また、作者(監督、小説家、作曲家など)についても「この人が書いたなら」と次作に期待してしまうので、それが発売されたら内容はどうあれ買うという「旬の作品」に興味をもってしまう心理も理解できる。

 

そして内容についても、過去に「名作」と呼ばれる小説やアニメをリメイクしたり実写かすれば、観る側にとっては知ってるストーリー=自分が過去に良いと思っていたストーリーなわけで、やはり興味を引かれることも間違い無いと思う。

 

だから、現代において制作会社が『役者や監督など全て旬のキャストを揃えたのにコケる訳がない』という視点は間違ってないわけで、テレビや映画を視聴する客の多くは批判している内容の通り動いている気がしてならない。

 

 

実際にテレビを観れば、内容のほとんどがスポンサーのヨイショか、もしくはスポンサー店で飯を食って美味い美味いいうだけか、Youtubeの動画観てギャーギャーいうか、生活・医学のあるあるネタを字幕と笑い声の編集でダラダラとひっぱる番組がゴールデンタイムに放送されていて、若手作家が安い制作費で作ったオリジナルストーリードラマは深夜に放送されている事実がその証拠だと思う。

 

 

だから、ガッチャマンに関しての批判に限って言えば、批判の最初に「たしかにその通り私達は釣られてるんだけど」が隠れてる。

 

そして、その後に「でも、制作費80億円もかけたくせに過去のアニメを実写かして、旬のキャスト揃えて、なんの努力もしないで金儲けてる広告代理店に腹が立つ」ってことが批判の裏に隠れてる。

 

その証拠に、映画の内容が酷いなら、本当は酷いストーリーや演出、もしくは役者の演技を批判すればいいのに、そこは「こんな映画にでてる役者が可哀想だ」とか「監督や関係者はババを引いた」なんてフォローが物語っていると思う。

 

私は、人間は自分が無意識にとっている行動を分析され、後からどうこう言われた場合、それがぐうの音も出ないほど正しいとやり場の無い怒がうまれ、そして、そのやり場の無い怒りはちょっと理不尽な所にぶつけらていれると感じていた。

 

映画ガッチャマンはその良い例なのかもしれないと思った。

 

 

 

 

 

でわでわ。